6月14日

バックアップの井手口、離脱 「W杯の雰囲気、味わいたかった」

W杯直前に代表を離れることが決まった井手口=オーストリアのインスブルックで(対比地貴浩撮影)

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 バックアップメンバーとして日本代表に帯同していた井手口は13日、所属クラブの事情でチームに別れを告げた。「最後まで一緒にいて、W杯の雰囲気を味わいたかった」。オーストリアのインスブルック空港で名残惜しそうに話した井手口。一度、日本に戻ってから、所属するイングランド2部リーグのリーズに合流する予定という。

 昨年8月のアジア最終予選オーストラリア戦でゴールを決め、W杯出場権獲得に貢献。今年5月の国内合宿にも選ばれたが、最終の日本代表23人からは漏れた。21歳の井手口は、23歳の浅野(ハノーバー)とともに経験を積ませるという理由で、バックアップ要員としてこれまでチームに同行していた。

 チームに故障者が出た場合、19日の1次リーグ初戦コロンビア戦の24時間前まで入れ替えできる。「最後まで可能性がある限り」とリーズから帰国を促されても延長を求めて練習に参加してきたが、今回は断れなかった。

 2010年W杯南アフリカ大会では、当時21歳の香川(ドルトムント)がバックアップで帯同。その後に日本屈指の選手に成長した先輩MFから今回の合宿で助言を受けたといい「すごくためになった」。井手口も次代を担う逸材だけに、貴重な体験は無駄にできない。「人としても選手としても成長できる。絶対、次に生かす」と決意を示した。 (インスブルック・対比地貴浩)

中日新聞 東京新聞

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