5月19日

<記者の目>青山の選出が唯一のサプライズ 必殺ラインを見つけられるか

 唯一の驚きとなったのは、J1で首位を独走するMF青山敏弘(32)の選出だった。2015年3月以来3年2カ月ぶりの復帰。西野監督は「今の広島を象徴している選手でキャプテン、精神的支柱。最高のパフォーマンスをしている」と話した。けん引力、精神面を強調したが、別の意図も垣間見える。

 広島で築いた浅野とのホットラインだ。青山は40メートル以上の正確無比なパスも得意とする“QB”タイプだ。浅野は50メートル5秒8の驚速ストライカー。2人の相性は抜群で1本の長距離パスで守備網を破壊し、15年はJ1優勝へと導いた。西野監督は「グループ」を強調する。共鳴、あうんの呼吸にも重きを置く。

 新指揮官はピッチでの相性だけでなく、普段の生活も観察する。食事時は選手間の仲、結び付きなどをさらりとチェック。柏、G大阪で10年間、西野監督の下でプレーした明神智和(40)=J3長野=は「(食事の件は)ちらほら聞きました。見られている感じはないですけどね」と明かす。青山−浅野のほかに、国内合宿でどれだけ必殺ラインを見つけられるか。「最高の化学反応」を起こす手腕にも注目したい。 (占部哲也)

中スポ 東京中日スポーツ

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