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記者コラム:越中春秋

高架化

 一斉に造れば、一斉にガタがくる。道路や橋、下水道…。高度成長期以降に集中的に造られたインフラが急速に老朽化し、全国の自治体が財政負担に悩んでいる。

 富山駅周辺で今、鉄道の高架化が急ピッチで進む。予算の制約が絡み、工事は当初計画から大幅に遅れている。駅高架下での路面電車や歩道の接続は、北陸新幹線開業から五年遅れになる見通しだ。

 「けしからん」と見る向きもあるが、住民生活にメリットが大きい工事に遅れが多い。新幹線開業からの間延びが、観光面に打撃を与えているとは言い切れない。

 整備の分散には利点もある。遅れを逆手に取り、安全、便利で将来の負担を抑えられる方法をじっくり探ってほしい。 (山本真士)

 

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