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記者コラム:越中春秋

部活

 高校で野球部に所属していた。監督だった男性教諭のあだ名は「鬼」。定年間近の老将で、春の東海大会で優勝した実績もある。

 「ばか野郎!」「やる気がないならやめろ!」。毎日容赦のない叱責(しっせき)が飛んだ。練習は朝から始まり、帰宅は日付を越えることも。休みは年に十日ほどだった。

 二年半の部活動だったが、つらかった。だが、先生はこんな生活を三十年以上送り、常に一緒にいてくれた。野球だけでなく、人間的にも成長させてもらった。

 教員の多忙化が叫ばれ、長時間部活への批判が強まり、時間短縮も議論されている。でも、生徒とともに部活に情熱をそそいだ先生の生きざままで否定してほしくはない。 (酒井翔平)

 

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