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記者コラム:越中春秋

優生思想

 「不良な子孫の出生を防止」と明記した旧優生保護法。この法律に基づき、知的障害者らに強制不妊手術が行われてきた。宮城県の女性が国に損害賠償を求めて提訴し、存在が広く知られた。

 だが、問題は旧法だけでない。優生思想や差別があったこと自体が問題。富山県の聴覚障害者団体関係者は「法律がどうかというより差別感情があったのが悪い。何が原因でそんな社会になってしまったのか」と問題提起する。

 県内でもそうした差別から不妊手術を受けた聴覚障害者がいることが分かっている。「差別はどこから来たのか」。史料や当事者の証言から明らかにしなければならない。そして、今の社会は−。検証が求められる。 (山中正義)

 

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