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記者コラム:越中春秋

4車線化

 「世紀の大事業」と語り継がれる黒部ダムの建設。東海北陸自動車道の飛騨トンネルの建設は、この伝説的事業になぞらえられる難工事だったと聞く。自動車道が全線開通から十周年を迎えた今も、飛騨トンネル内一〇・七キロは暫定二車線(片側一車線)のままだ。

 死亡事故や通行止めなどへの懸念から、利用者や行政の間では全線四車線化を求める声が強い。だが、飛騨トンネルを含む暫定二車線区間の拡幅は容易ではない。

 最大のネックは膨大な費用。飛騨トンネルの建設費は一千億円に上ったという。高速道路の建設費は料金収入で賄うのが原則。順序が逆な気もするが、安全性や安定性を高める近道は、積極的な利用しかないのだろう。(山本真士)

 

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