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記者コラム:越中春秋

伝統を受け継ぐ

 氷見市床鍋の高齢女性たちからわら細工を学ぼうと、新潟県糸魚川市の柿沼千里さんが二日に訪れた。笑顔がすてきで気さくな柿沼さんは、すぐに地域に溶け込み、床鍋のおばあちゃんたちも目を細めていた。

 柿沼さんは二十代で、埼玉県出身。わら細工に携わりたいと、二〇一五年から糸魚川市のわら細工製造会社に勤める。「私たち若い世代が学ばないと伝統が途絶える」と危機感を覚えている。

 「わら細工の値段は安い。私も親の援助を受けている」と打ち明けてくれた。「わら細工をもっと有名にして、もっと値段を上げて、携わる人が増えればいいな」。自分と年の近い若者の熱意に心を動かされた。 (小寺香菜子)

 

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