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記者コラム:越中春秋

境界線

 今年も県内でクマが人を襲った。過去の被害を調べてみると、餌不足のためにクマが人里に下りる場合もあれば、山菜採りなどで人が山中に踏み入り襲われる場合もあった。人間とクマの行動範囲が広がり、生活域の境界線が薄れていると感じる。

 前々任地の岐阜県高山市でもクマが頻繁に市街地に出没し、死者も出た。その後のパトロールで見つかったクマは、大抵が射殺される。血まみれで引きずりまわされるクマを見ると哀れみも感じた。

 クマの駆除だけでは、問題の解決にはならない。山中に行く場合はもちろん、日常から音が出る物を身に着けるなどクマがいることを前提として行動することが必要だと思う。 (酒井翔平)

 

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