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記者コラム:越中春秋

縄文文化を知る

 縄文時代など太古の歴史を研究する朝日町の学芸員からイベントの説明を受けたときのことだ。カラムシの編み物と、石の斧(おの)を使って木を切る体験会を開くという。「?」という顔をしていた私に、畑のカラムシをいきなりむしりとってみせてくれた。

 カラムシの皮をはいで両手で擦り合わせてよじると、縄のようになった。「これで簡単なものを編んでみるんです。石の斧は木を切ろうとして石に入ったひびを見ると、いろいろ分かるんです」

 論より証拠。これを実験考古学と呼ぶという。

 大昔の人類の生活に思いをはせる。学芸員の目が輝いていた。こんな幸せもあるのかと思わされた。 (渡部穣)

 

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