トップ > 富山 > 記者コラム:越中春秋 > 記事

ここから本文

記者コラム:越中春秋

支援のあり方

 県内のシリア人男性が、ミャンマーでの迫害を逃れたロヒンギャ難民に学校を造った。ある国連組織の広報担当者は「教育は悪の循環に戻らないためにも必要」と感謝し、驚いていた。

 男性を取材中、どうしても聞きたいことがあった。男性はシリア難民も支援しており、母国の支援に専念した方が良いのではと。だが、男性は「シリアもロヒンギャも比べられない。みんな大変な目に遭っている」ときっぱり。

 この言葉を聞き、「はっ」とした。かつて自分が途上国で支援活動をしていたとき、東日本大震災が発生。帰国して日本のために働くか、このまま現地にとどまるか悩んだ。出した答えは、男性の言葉と同じだった。 (山中正義)

 

この記事を印刷する

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山

Search | 検索