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記者コラム:越中春秋

’17 回顧編<8> 総曲輪にぎわい創出

地元の魅力を発信する冊子を製作した富山高専の学生たち=富山市総曲輪で

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元気な街 元気な人

 今年十周年を迎えた富山市総曲輪の広場「グランドプラザ」。週末には多彩なイベントが開かれてにぎわうが、近くの商店街に一歩入ると少し寂しい印象を受ける。それでも、地域を盛り上げようと奮闘している人がいる。印象的だった取り組みを振り返ると−。

 グランドプラザを管理する第三セクターが、学生を対象に活性化の企画を募集した「学生まちづくりコンペティション」。採択された富山高等専門学校の学生たちは、商店街の店主を紹介する冊子を製作した。商店街に来る人が少なくなったと悩みを聞いたのがきっかけ。学生たちは「私たちが考える街の魅力は店主さん」と同世代への発信を目指す。

 富山大の教員による研究グループは地域のお年寄りを巻き込む。星井町の振興会や長寿会のメンバーが「アクションリサーチャー」として町の課題を探し、地域のお年寄りを外へ誘い出す役目を担う。

 グランドプラザに近い千石町通り商店街は、行政に頼ることなく、店主が街を盛り上げる。店主の提案で始まった映画は今夏で第二弾。別の店主は全店舗を紹介するパンフレットを作成した。観光客に足を運んでもらおうと、近隣の宿泊施設に置いてもらっている。

 これらの活動の共通点は地域の人たちが主体的に活動しているところ。映画を企画した店主の「結局は人」という言葉通り、元気な地域には元気な人たちがいる。これからも一住民として総曲輪エリアの人々を応援していきたい。 (柘原由紀)

 

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