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記者コラム:越中春秋

思い出の場所

 玄関を入ると右手に台所。戸を引けば居間があり、奥は寝室。物心ついたころに住んでいたアパートはまだ残っているか分からないが、部屋の中は今も覚えている。

 思い出のある場所は、形が無くなっても心の中に残り続ける。そんな思いを込めて撮影された映画「lost and found」は高岡市に残る築百年ほどの町家が舞台。狭い廊下、きしむ床、急な階段。どれもが「味」に感じられ、町家とそこでの暮らしの良さが改めて分かった気がした。

 上映会があったのはロケ地近くの公民館。祝日の昼すぎ、上映後には地元のお年寄りらが談笑する姿も見られ、大型映画館にはない光景に心が温まった。上映会は今後も開くという。 (山本拓海)

 

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