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記者コラム:越中春秋

戦争体験を聞く会

 「日本は被害者であり、加害者でもあった」。富山大空襲の語り部の男性(82)の戦争体験を聞く会を小学校で取材した。なぜ戦争になったのか、戦局はどう動いたのか、当時の世相もスライドを使ってわかりやすく説明し、興味深かった。

 無差別爆撃や原爆の話だけでなく、アジアの多くの民衆が犠牲になった加害者の部分に踏み込むことで、子どもたちに戦争のむごたらしさ、悲惨さが伝わったのではないか。「皆さんが富山大空襲を語り継いでほしい」と呼び掛けたのにも感じるものがあった。戦争を体験した人しか語る資格がないのなら、いずれ戦争は風化してしまうからだ。これも子どもたちに伝えたいことだ。 (山森保)

 

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