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記者コラム:越中春秋

本当に必要?

 「膨大な金を費やして今買うべき物なのか。もっと別の使い道があるだろ」。一枚の絵を見た時、ある県職員の嘆きを思い出した。

 八月に全面オープンした県美術館。目玉の一つは洋画家藤田嗣治の作品「二人の裸婦」だ。県が二億一千六百万円で購入した。芸術の素人と言われればそれまでだが、それだけの価値があるのかと思った。

 県立高校の教室や実習室には、クーラーがない学校も多い。県東部の県立高校に通う生徒は「夏は汗だくで授業を受けている。家に当たり前にある物が、何で学校にはないんですかね」。

 県職員の言葉は、多くの県民の声を代弁しているのかもしれない。 (酒井翔平)

 

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