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記者コラム:越中春秋

オロロ

 八月、山深い南砺市利賀地域での取材を終え、車に乗り込もうとすると虫が一匹入ってきた。窓を開けて外に逃がそうとすると、逆に続々と入ってくる。ハエに似ているが、ハエにしては大きい。

 この虫は北陸の山峡に生息する「オロロ」。アブの一種で正式名は「イヨシロオビアブ」。清流を好み、夏に姿を現す吸血昆虫だ。人も刺すこともあり、刺されるとかゆみが一週間ほど続く。住民いわく「夏の風物詩」らしい。

 驚くことに、この害虫をモチーフにしたゆるキャラがいる。名前は「オロロ君」。利賀の住民が着ぐるみを作り、現在開催中のゆるキャラグランプリで投票を受け付けている。自然の中で生きる住民はたくましい。 (渡辺健太)

 

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