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記者コラム:越中春秋

ウミガメ

 泳ぐというよりも、ゆったりと浮いている。大きな甲羅は緑がかり、年季が入っていた。

 魚津市の魚津水族館で、アオウミガメを見た。表示によると、このカメは一九七〇(昭和四十五)年に水族館に来て、日本の水族館では二番目に長生きしている。七四年生まれの記者にとっては先輩。表示には「その命、尽きるまで」「ずっと大事に育てています」とも。みんなに愛されている。

 同じカメでも、こちらは厄介者か。各地の池で生態系を壊すとして駆除の対象にもなっているミシシッピアカミミガメ。飼われていたものが捨てられ繁殖している。でもカメは悪くない。勝手な人間の都合だ。ウミガメとの格差に考え込んでしまう。 (加藤隆士)

 

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