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記者コラム:越中春秋

特性マップ

 拍子抜けだった。原発の使用済み燃料から出る「核のごみ」を巡り、国が公表した最終処分地の特性マップ。どこが“適地”とされるのかに注目していたが、国土の七割弱もが「好ましい」とされ、県内も広範囲が塗り分けられた。

 公表直後、いくつかの自治体に問い合わせたが、当事者意識は感じられなかった。それはそうだろう。ただでさえ最終処分場は“迷惑施設”だ。建設に適する地域が広範囲なら、なおさら「私の所じゃなくて良い」と考えてしまう。

 公表の目的は停滞している処分地選定の議論の活性化とされたが、状況はほとんど変わっていないように見える。その間にも一部の原発は動き始め、核のごみは刻一刻と増えていく。 (山本真士)

 

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