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記者コラム:越中春秋

おらっちゃのまち

 なぜ、そんなに頑張れるのだろう。氷見の人々の活動を追うと、いつもそんな疑問が浮かんだ。

 地域に人を呼び込みたいと、桜と特産のタケノコを楽しむお祭りを立ち上げた区長たち。一度は途絶えた「女良ワカメ」の復活のために、手探りで養殖に挑む人たち。挙げれば切りがない。粘り強く仲間をつくり、輪を広げていく。活動の理由を尋ねても「おもしいから」と短い言葉しか返ってこない。地縁が薄くなりがちな埼玉出身だからか、地域のために汗をかく姿が新鮮だったのだ。

 きっと彼らの根にあるのは「おらっちゃのまち」という地元の誇り。故郷を大切にすること。当たり前のようで、忘れていたことを教わる毎日だった。 (高島碧)

 

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