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記者コラム:越中春秋

過ちの代償

 もしかしたら、彼は友人と肩を並べてキャンパスを歩いていたかもしれない。現実は警察官が両脇に控え、法廷に立っている。

 県迷惑防止条例違反(盗撮)の罪で起訴された元大学生の男(25)の初公判が十四日にあった。一月にも同罪で逮捕され、三月に執行猶予付き有罪判決を受けたばかり。大学からは退学処分を受けた。

 容疑を認めた男は「被害者に申し訳ない」と話す一方、「自分の将来に不安を感じていた。盗撮をやめたい気持ちもあったが、やりたい気持ちの方が強かった」と動機を語った。

 執行猶予中のため、有罪判決が下れば実刑が確定する。心の弱さが生んだ過ちの代償は大きい。 (酒井翔平)

 

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