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子どもの権利支援センターぱれっと(9) 虐待防止 支援手広く

家族支援事業「えくぼ」のロゴマーク。詳しくはホームページ(http://npo-palette.org/)をごらんください

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 子どもの権利支援センターぱれっと(以下、ぱれっと)が子どもの虐待防止のために行っている活動は、前回紹介した県からの委託事業(愛称「えくぼ」)だけではありません。

 ぱれっとは、二〇〇四年の児童福祉法改正で規定が整備された「要保護児童対策地域協議会」にも参画しています。

 要保護児童とは、児童福祉法に基づいて保護を必要とすると定められた児童のことで、保護者のいない児童、または保護者に監護させることが不適当な児童と定義されます。

 その中には、被虐待児童や非行児童などももちろん含まれます。要保護児童対策地域協議会は、それぞれの地域で要保護児童や保護者などへの適切な支援を図るために市町村が設置する組織で、地域の関係機関、団体から構成されています。

 ぱれっとは、県内でこの協議会の設置が進んできた〇六年度から、相談関係機関として高岡市と射水市の構成員になっています。そして、代表者会議や実務者会議、それぞれのケースを個別に支援するケース検討会議に参加してきました。

 また、ぱれっとには、いろいろな経路から子どもに関わる相談が寄せられています。例えば、ほっとスマイルでの相談事業、ホームページの問い合わせフォーム、関係者からの紹介などです。その中には、「子どもをたたいてしまう」「子どもが言うことを聞かない」「ついイライラして怒鳴ってしまう」といった児童虐待を疑うものも含まれます。

 これらの相談は、ぱれっとの家族支援事業部へつなげられ、対応を検討します。そして、親の気持ちに寄り添いながら、アドバイス等の支援をしています。

 その他には、全国で児童虐待防止の活動をしている民間団体と情報交換をしたり、「日本子ども虐待防止学会」で先進事例を学んだりしています。

 これらの活動を通じて、民間団体として「私たちに何ができるのか」と問いながら、児童虐待防止へさまざまなアプローチを続けています。 (法人副理事長 藤田千恵)

 

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