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子どもの権利支援センターぱれっと(7) BBS安全性に配慮

ぱれっとの掲示板

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 子どもの権利支援センターぱれっと(以下、ぱれっと)が運営する「ほっとスマイル」まで来られる子どもは限られています。居場所が身近にない子どもとつながれる場はないか。そこで着目したのが、インターネットでした。「ぱれっと掲示板」と名付けた電子掲示板(BBS)で、子どもの相談に応じています。

 インターネットで相談を行う際に最も気を付けたのが安全性でした。インターネットは便利な半面、危険とも隣り合わせです。せっかく勇気を出して悩みを掲示板に書き込んだのに、傷つくような結果になっては元も子もありません。悪意のある人から子どもをどう守るか。それが課題でした。

 二〇〇五年、独自のBBSを富山大工学部の先生に開発していただきました。その肝は、掲示板に書き込まれた投稿をすぐに公開せずに、掲示板の管理人が投稿内容などを確認した後、問題のない投稿のみ公開するという仕組みです。

 これならば、子どもを傷つける内容の投稿があっても、公開前に削除することができます。投稿の確認は管理人による手作業で大変ですが、安全で安心な相談の場をインターネット上につくるには不可欠な手順だと考えています。

 相談の内容はさまざまです。友達や家族の悩み、学校や進路に関する悩みなどが、全国各地の子どもから寄せられます。回答の多くは掲示板管理人が書き込みますが、同世代の子どもが返答することもあります。

 相談と回答のやりとりは誰でも見ることができます。キーワードで検索して過去の投稿を読めば、それだけで悩みが解決するかもしれません。また、同じ悩みを抱えた人が自分以外にもいたと知るだけで、気持ちが軽くなるのではないでしょうか。

 運営上の悩みは、回答者が足りないことです。回答にはそれなりの慎重さが求められますし、わかりやすい文章を書くには手間もかかります。ぱれっと掲示板では、匿名での投稿も可能です。まずは掲示板のやりとりをのぞいていただければ幸いです。 (法人理事 高山龍太郎)

 

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