トップ > 富山 > NPO通信 > 記事

ここから本文

NPO通信

子どもの権利支援センターぱれっと(5) いつでも帰れる場所

何ができるかな?種まきを楽しむ子どもたち=射水市のほっとスマイル前で

写真

 射水市子どもの権利支援センターほっとスマイルには平日の日中、不登校の子どもたちがやってきます。

 出欠確認や遅刻などはありません。子どもたちが居場所に来たいと思ったタイミングでそれぞれ来所します。また、時間割など決まったこともないので、利用の仕方もさまざまです。

 スタッフにちょっかいを出してきたり、とにかく話をしたい子、黙々と本を読んだり、お絵描きしたり、時には勉強をしている子もいます。タブレット端末などで調べ物をしたりゲームをしたりしている子もいます。

 ゲームというと、あまりいい印象を持たれない人も多いかもしれません。しかし、最初はスタッフとの関わりしかなかった子も、何か共通の話題が一つできるとそこから子どもたち同士のつながりができていくことも多くあります。

 このように普段はゆったりと過ごしていますが、月に数回、イベントの日もあります。定期的なもの以外は、子どもたちの希望で決定します。最近あった例では、理科に興味を持った子が「理科の実験みたいなことをやりたい!」と希望を出してくれました。

 本格的なことはできませんでしたが、洗濯のりと食塩水を使ったスーパーボール作りにチャレンジしました。液体を混ぜて塊ができてくると「すげええええ!」と大興奮! それを聞いた他の子どもたちも次々に様子を見に来て、いろんな色と形のスーパーボールが出来上がりました。大好評だった理科実験シリーズは第二回「スライム作り」、第三回「ベッコウ飴作り」とシリーズ化されました。

 毎年恒例のイベントで盛り上がるものといえば、開所記念パーティー&クリスマス会の二大イベントです。この日は学校に行き始めたり、忙しくなってなかなか来所できなくなった子も大集合してケーキを食べたり、ビンゴゲームで盛り上がったりします。ありがたいことにもう二十歳を超えて働いているOB・OGもわざわざ休みをとってお手伝いに来てくれます。

 ほっとスマイルには卒業はありません。それぞれの道を見つけて歩きだした子もいつでもまた戻ってこられる場所。ホッとして笑顔になれる場所。それが「ほっとスマイル」です。興味を持ったみなさん、ぜひ一度遊びにきてください! (法人職員 東雅彦)

     ◇

 お断り 今回から火曜掲載となります。

 

この記事を印刷する

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山

Search | 検索