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子どもの権利支援センターぱれっと(3) 子を守る四つの事業

ぱれっとのロゴマーク。パレット上の絵の具は各事業を表す

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 子どもの権利支援センターぱれっと(以下、ぱれっと)は現在、居場所事業、掲示板事業、家族支援事業、研修事業の四つを行っています。

 居場所事業は、ぱれっとの原点である射水市子どもの権利支援センター「ほっとスマイル」の運営です。週五日、あいの風とやま鉄道小杉駅すぐのところで開所しています。やってきた子どもたちは、のんびり自由に過ごしています。

 しかし、ほっとスマイルまで来られる人は限られています。居場所のない子どもがもっと手軽に人とつながれる場はないか。そこで着目したのが、時間と空間に制限のないインターネットでした。掲示板事業では、独自に開発した電子掲示板を用いて子どもからの相談に応じています。

 子どもにとって一番大事な居場所は家庭です。しかし、残念ながら、児童虐待などで家庭が安全な場になっていないことがあります。そこで、県(高岡児童相談所)と協働しながら、身近な立場から保護者に寄り添う家族支援事業が二〇〇六年に立ち上がりました。

 しかし、ぱれっとのメンバーだけで子どもの居場所をつくることには限界があります。そこで、子どもの権利の考えに基づく子どもとの接し方を多くの人に知っていただき、いたるところが子どもの居場所になることが理想だと考えました。研修事業は、それを目指しています。

 一〇年に始まった「一年生のためのパワーアップアドベンチャー」では、立山青少年自然の家で子どもが野外活動をしている間に、保護者には子育て談議と称する学び合いに参加してもらっています。このほか、「コモンセンス・ペアレンティング(CSP)」といった親支援プログラムを実施したり、さまざまな経験と技能を持つぱれっとのメンバーを研修会などへ講師として派遣したりしています。

 一三年には、「自己肯定感を育む子育てスペシャリスト養成プログラム」を立ち上げ、「認定子育てハッピーアドバイザー養成講座」を始めました。資格の取得を目指して全国から多くの受講生が参加しています。 (法人理事・高山龍太郎)

 

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