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子どもの権利支援センターぱれっと(2) 条例 町を挙げて実現

ほっとスマイルのキャラクター「あかげん君」

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 子どもの権利支援センターぱれっと(以下、ぱれっと)は、「小杉町子どもの権利に関する条例」に基づく「小杉町子どもの権利支援センター」を運営するためのNPO法人として二〇〇三年に設立されました。

 条例とセンターの名称は現在、〇五年の市町村合併にともない「射水市子ども条例」と「射水市子どもの権利支援センター」になっています。センターはあいの風とやま鉄道小杉駅北口徒歩二分のところにあります。

 一九八九年、国連総会は「子ども(児童)の権利に関する条約」を採択します。子どもの権利には「生きる権利」「育つ権利」「守られる権利」「参加する権利」の四つの柱があると言われています。

 ぱれっとの原点である子どもの居場所づくりとは、まさにこれらの権利が守られた場をつくることにほかなりません。九四年、日本は子どもの権利条約に批准します。批准された条約は国内法の上位に位置するため、国内法は条約に沿ったものにしなければなりません。

 残念ながら、子どもの権利条約が広く知られているとは言えません。その一因は、条約づくりに携わった人が限られていることです。子どもの権利条例制定を選挙公約の一つに掲げた土井由三小杉町長(当時)は、住民が自分たちの町にふさわしい条例を、自らつくることが大切だと考えていました。

 子どもを含む住民参加の各種会議を立ち上げ、延べ百回以上の会合を開き、足かけ四年かけて条例をつくっていきました。そこに込められた考えや思いは「小杉町子どもの権利に関する条例解説用資料」としてまとめられています。

 二〇〇三年四月、小杉町子どもの権利に関する条例が施行されます。同年八月二十三日には、ぱれっとと小杉町が協働して運営する公設民営の小杉町子どもの権利支援センターが開所しました。子どもたちに開所を広く知ってもらおうと、センターの愛称とキャラクターは小杉町の小学生から公募しました。

 その結果、センターの愛称はホッとして笑顔になるという意味で「ほっとスマイル」、公募から選ばれたキャラクターは明るく元気という意味で「あかげん君」と名付けられました。ほっとスマイルで行われた開所式には、町長をはじめ関係者ら約七十人に出席いただきました。 (法人理事 高山龍太郎)

 

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