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子どもの権利支援センターぱれっと(1) 子に 第3の居場所を

法人のマスコットキャラクター「ぱれっとちゃん」

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 子どもの権利支援センターぱれっと(以下、ぱれっと)は、子どもの権利条約に基づいて、子ども支援のさまざまな活動・啓発を行っています。特定非営利活動法人として二〇〇三年に設立され、もうすぐ十五周年を迎えます。

 ぱれっとは現在、居場所事業、掲示板事業、家族支援事業、研修事業の四つの事業を行っています。しかし、原点は「子どもの居場所づくり」にあります。居場所とは、安全と安心が確保されていて、子どもがありのままで居られる場所のことです。こうした場では、周りの人を気にして身構える必要もなく、本音を語ることができます。子どもが伸び伸びと健やかに成長するには、こうした居場所が不可欠です。

 多くの子どもは、自分の居場所を家庭や学校などに持っています。しかし、中には居場所を失い、孤立感を強めている子どももいます。法人設立の主なメンバーが注目していたのは不登校でした。不登校の子どもは、学校に行けなくなることで学校での居場所を失い、さらに不登校をとがめる親によって家庭でも居場所を失ってしまいます。

 世間体もあって外出もままなりません。自室に引きこもるしかなくなった不登校の子どもは、「自分の将来はどうなってしまうのだろうか」という答えの出ない問いを一人で考え続けることになります。それは孤独なつらい作業です。

 法人設立の主なメンバーは、こうした苦しみから子どもを救うには、家庭でも学校でもない第三の場所に子どもの居場所をつくることが大切だと考えていました。ちょうどそのとき、小杉町(現射水市)で、子どもの権利に関する条例を作る動きが始まったのです。居場所づくりは、子どもの権利の考えによくかないます。

 条例策定の専門家委員だった、ぱれっと現理事長の明橋大二が土井由三小杉町長(当時)に掛け合って、居場所と相談の機能をもった子どもの権利支援センターを行政と市民の協働でつくろうという構想が立ち上がりました。ぱれっとは、このセンターを運営するために設立された法人です。子どもの居場所づくりが、私たちの活動の原点になっています。 (法人理事 高山龍太郎)

<団体情報>

団体名 子どもの権利支援センターぱれっと

主な活動 子どもの権利条約の理念に基づき、子どもも大人も「生きていてよかった」と思える社会の実現に向け、子ども支援のさまざまな活動・啓発

住所 射水市三ケ3652の2

会員数 59人

電話番号 080(3041)9569

メールアドレス palette.npo@gmail.com

ホームページ http://npo-palette.org/

代表 明橋大二(理事長)

 

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