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とやま子どもの権利条約ネット(14) 素直な意見 とても貴重

昨年の夏合宿で子どもの権利条例作りについて話し合う子ども実行委員ら=立山町芦峅寺の国立立山青少年自然の家で

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 県内で「子どもの権利に関する条例」を持っている市町村は、射水市と魚津市の二市だけです。二〇一五年の子ども実行委員長から「子どもの権利条例作成のために、子どもにできることはありませんか?」と提案があり、翌年から作業にかかりました。きっかけをつくった一昨年、具体的に取り組んだ昨年、二人の実行委員長の意見を紹介します。この条例は今年の夏合宿(八月十、十一日)でまとめる予定です。

 ▽一五年度の実行委員長:室谷清乃さん(大学一年生)

 私が子どもたちが中心となって子どもの権利条例を作りたいと思ったのは一五年の「親と子のリレーションシップほくりく」がきっかけでした。石川県内灘町や白山市の子どもの権利条例制定に携わった人の話を聞き、おとなだけでなく子どもも関わることができるのではないか。子どもが作ることで、より子どものための中身の濃いものになり、子どもたちと子どもの権利条約や権利条例の距離が近くなるかもしれないと思いました。

 この案をメンバーのおとなも子どもも受け入れ、一六年度の活動から条例作りがスタートしました。

 ▽一六年度の実行委員長:山田夏葵さん(専門学校生)

 私は子ども実行委員長として、みんなで取り組んで来ました。当初、こんなことを子どもだけで始めて良いのだろうかと不安と疑問を感じました。議会で議員がやることではないのかと考えたからです。

 でも、周りの子ども実行委員の積極的な姿を見て、子どもだから出てくる素直な意見はとても貴重で、子ども目線の条例であることが、とても大切であると思いました。一七年中に完成させ、富山市議会議員に見てもらいたいという目標があります。

 私は四月の富山市議会選挙に行って来ました。誰が子どもの意見を聴いてくれそうかと考えながら投票しました。条例案を作っても、聴いてくれる人がいなければ何も始まりません。これまで以上に頑張っていかなくてはいけません。私たちみんなの思いが多くの人の心に届いてくれることを祈っています。

 (とやま子どもの権利条約ネット・楠井悦子)

 

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