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NPO通信

とやま子どもの権利条約ネット(9) 演じて体験 子の思い

フォーラム分科会の子ども企画でロールプレーイングをする大人と子どもたち=東京都で

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 二〇一三年十一月に東京で開催された「子どもの権利条約フォーラム」で、「とやま発!子ども企画『子どもと大人のいいカンケイ』」という分科会を開きました。司会進行はすべて富山の子ども実行委員たちだけで行いました。

 一番伝えたいのは、子どもが大人との会話で、どれほど嫌な思いをしているかでした。ロールプレーイングで大人や子どもの役を演じました。子どもがどんな気持ちになるか実感してもらうのが狙いです。

 台本は、子ども実行委員の実体験に基づいて発表した“大人に守ってほしい五箇条”に関連して作りました。重視したのは子どもの役を大人に演じてもらうこと。初めに子ども実行委員でやってから、会場の大人が子ども役を、子ども実行委員が大人役を演じました。

 子:ただいま。じゃ、遊びに行ってきます! 

 親:宿題やってから遊びに行きなさいっていつも言ってるでしょ。大体、どうして自分で計画を立てられないの! あなたのために言ってるのよ! 

 子:それは…。だって…。(黙り込む)− 

 子どもは、大人の言葉に敏感に反応し、多かれ少なかれ傷ついています。問題は、そのことを理解し、子どもの立場を思いやれる大人が少なすぎることです。子どもは一人の人間であり、大人に対して無力である以上、もっと大切にされてよいのではないでしょうか。

 大人にも参加してもらったときの方が会場からたくさんの意見が出ました。体験することで、子どもの気持ちを感じてもらえたからでしょう。「親は子どもの力を信じてプラス思考の言葉をかけること(時には我慢も大事)、子どもは“ありがとう”“ごめんね”と声をかけることで『いいカンケイ』が築けるのだと思いました」という感想もありました。

 たくさんの人と話して、思いを伝えることができ、とても充実した一日となりました。今回の成果を自信にし、これからも、発信する活動をしていきたいと感じました。 (とやま子どもの権利条約ネット子ども実行委員・西野輝希=当時高校生、現在大学生)

 

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