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NPO通信

とやま子どもの権利条約ネット(7) 苦しむ子 存在知って

自分たちで作った横断幕をバックにしての発表=2011年11月、広島市で

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 二〇一一年十一月、私たちは子どもの権利条約ネットの実行委員の一期生として、三回目の全国フォーラムに参加しました。

 広島でのフォーラムは「子どもも おとなも しあわせな まちづくり」がテーマ。東日本大震災があった年に、原爆投下を経て復興した広島から「しあわせなまち」のあり方を発信する。何かの縁を感じました。

 私たちは子どもの権利条約の必要性を訴えるパレードに参加するため、夏合宿で横断幕を作りました。私たちは、子どもの権利条約をまずは「知って」ほしい。人は知らないことや、変化することを怖いと思う。私たちも、初めての子ども実行委員会に参加するとき、「何をするのか」「新しい人に出会うのは大変か」など不安でした。でも、恐れを捨てて、「参加してみた」ことで、多くのことを知り、素晴らしい仲間を得られました。そんな、思いを伝えたい気持ちからフォーラムの開会式で以下のメッセージを発信しました。

     ◇

 「子どもの権利条約」というと、「子どもが自分の権利を主張して、大人に反抗する」と解釈する人もいるかもしれません。今日ここにきてくださった方たちは、「そんなことはないよ。大切な条約だよ」と言ってくれる人が多いと思います。でも、「権利条約はいらない」と思う人もいるかもしれません。

 私たちは家や学校に不満があるわけではありませんでした。でも、違う学校の人が集まるうちに、いろいろな家や学校や大人や子どもがいるとわかりました。いじめにあって学校へ行けなくなり、大人や学校に不信感を持っている子どもたちがいることも知りました。知っただけでは、何の助けにもならないかもしれないけど、いろんな事情を背負った子どもたちがいると知ることが必要です。

 また、お世話になった先生たちと話をして、大人には大人の事情があることもわかってきました。子どもも大人もみんなが笑顔で生活できる社会ができれば良いなと思います。そんな社会を実現するためにも、子どもの権利条約を真っすぐに、素直な目で見てください−。

 (とやま子どもの権利条約ネット子ども実行委員・高城郁美=当時中学生、現在社会人、西野輝希=同、現在大学生、室谷清乃=同、同)

 

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