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とやま子どもの権利条約ネット(1) 条例作り 大人と協働

子どもたちの子どもたちのための子どもたちによる「子どもの権利条例」づくりで話し合う子ども実行委員会のメンバー=立山町の立山青少年自然の家で

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 子どもの基本的人権を国際的に保障するために定められた「子どもの権利条約」の普及を目的に活動しています。メンバーには子どもも大人もいて、お互いの考えを尊重し、協力し合っています。その様子を紹介していきます。

 昨年八月四、五日に、立山青少年自然の家(立山町)で七回目となる夏合宿を開きました。今回は、「子どもから提案する子どもの権利に関する条例」の作成に取り掛かりました。

 当時高校二年生で子ども実行委員長だった室谷清乃さんが「県内に子どもの権利条約を広めたい。そのために各自治体に子ども条例づくりをお願いしたい。子どもから提案できますか? 何ができますか?」と発言したのがきっかけです。昨年四月の会合では旧小杉町の「子どもの権利に関する条例」を基に、おとな実行委員の土井由三さん(とやま子どもの権利条約ネット副代表)から条例を学んでから夏合宿に臨みました。

 大人にこうしてほしいというのではなく、同世代の子どもに向けての条例です。一番大切なのは「子ども」のための条例であるということを忘れないことと、大人へも伝えたい内容を加えたこと。前文に、命に関することと大人は子どもの手本になってほしいことを入れ込む−などが決まりました。しかし、まとめたものは、参加者十人で考えたものだから、他の実行委員の意見も聞きながらつくりあげたいと、決定はせずに話し合いを続けていくことになりました。

 話し合いや決めごとがなかなか進まないことがあっても、大人たちが辛抱強く見守っていると自分たちで考え、方向が定まるとそれぞれが力を発揮します。一時間が過ぎたころ、「休憩、おやつにしようか」と言っても「もう少し待って」としかられるほどです。

 「子どものことは、子どもが決める」がモットーの子ども実行委員会メンバーと、「子どものことは子どもに聞け」を心がけている大人メンバーの協働がこれからも続きます。 (とやま子どもの権利条約ネット・吉川夕佳)

<団体情報>

団体名 とやま子どもの権利条約ネット

主な活動 子どもの権利条約の普及および啓発活動。子どもの権利条約の精神を大切に活動しています。

住所 射水市南太閤山2の87

会員数 52人(実行委員)

電話番号 090(7599)5088(事務局)

メールアドレス toyama.kodomonet@gmail.com

代表 明橋大二

 

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