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NPO通信

工房あおの丘(15) 「我が事」と思い支援

サービスの利用者たちと記念撮影する西島亜希さん(右)=入善町で

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 障害者の暮らしは、すべての人たちの生活につながっています。支援する体制を整えることで、地域づくりにもつながります。この連載を通して「工房あおの丘」の活動を振り返り、改めて実感しました。三月で私たちの活動も十二年間の区切りを迎えようとしています。十三年目の始まりが目前に迫っています。

 厚生労働省では、今後の介護保険制度の見直しとともに、「我が事・丸ごと」の体制を整備する方向性を示しています。「我が事」の意識を醸成し、生活する上で生じるさまざまな課題を「丸ごと」支える包括的なシステムをつくるというものです。地域の持つ力と公的な支援体制が協働して、初めて安心して暮らせる地域を実現できます。私たちもこれからの活動で、こうした方向を目指していきたいと考えています。

 今は、地域の資源がたくさんあるにもかかわらず、十分に活用し切れていない現状があります。これは私たちの重要な課題でもあります。これから必要なことは、「循環機能」をつくることです。今あるものを生かす技術。生かして形あるものにしていく人。価値あるものにしていくルートの確保。暮らしの場面と場面がバラバラになっている現状を、障害者を含めた地域住民が主役となって、つなぎ合わせていくことができるようにしたいと思っています。

 「工房あおの丘」の組織も一つの地域です。一人の力ではなし得ないことも、仲間の力を合わせれば、大きな力になって実現できます。これからの課題解決には、多くの人たちの力が不可欠です。これからも、「工房あおの丘」をよろしくお願いします。 (工房あおの丘代表・西島亜希)

 

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