トップ > 富山 > NPO通信 > 記事

ここから本文

NPO通信

工房あおの丘(10) 暮らしの計画 円滑に

相談支援専門員との連携により、卒業後を見据えて作業体験する高校生(中)=入善町で

写真

 ケアマネジメントをする専門職を介護保険制度で、介護支援専門員と呼びます。介護サービスの給付計画(ケアプラン)を立てる人です。障害者総合支援法でも、同じような職務を担う相談支援専門員という職があり、障害児支援利用計画とサービス等利用計画を作ります。介護保険制度とは違って、給付計画を立てるだけでなく、障害者の相談に応じ必要な情報を提供したり、助言したりします。支援を受ける本人の自己決定や選択の支援も業務として想定されます。

 現在、障害福祉サービスを利用している障害者には計画の作成が必須とされていますが、達成率は全国的に見ても自治体によってかなりの格差が生じています。富山県は、相談支援専門員が少なく、作成率はかなり低くなっています。私たちが活動する新川圏域では、新川地域自立支援協議会で課題として取り上げられ、対応策について検討されています。

 相談支援専門員は、計画書を本人の声ととらえ、代弁者として「私の暮らしのプランニング」を行う役目を担うため、幅広い視野で業務に当たることが求められます。このプランニングの経過をシステム化して、スムーズな相談支援体制の構築を目指していかなくてはならないと感じます。

 障害者に寄り添う相談支援専門員の確保は、私たち福祉事業所を運営していく中での重要な要素であり、「工房あおの丘」でも人材を求めているところです。

 私たちは「人が人を支える」共生の地域づくりと、障害者の誰もが自由にサービスを選べる地域での暮らしのかたちをつくるために、支える仕組みの構築を考え続けています。 (工房あおの丘代表・西島亜希)

 

この記事を印刷する

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山

Search | 検索