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とやま遺産

婦中のハクチョウ 冬の使者 「姿、美しく」

仲良く田んぼで羽を休めるコハクチョウ=富山市婦中町下吉川で

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 クークー、コウコウ−。十月末の富山市婦中町下吉川の静かな田園地帯。冬の使者・コハクチョウの鳴き声が響いた。前日の雨の影響か。稲刈りを終え、水がたまった田んぼで三羽は時折、水中にくちばしを入れて餌をついばんだ。日暮れが近づくと互いの鳴き声が共鳴。一瞬静まったと思うと、ぬかるんだ地面を力強く蹴って走り始め、バサバサと飛び去っていった。

 富山市内には婦中町や田尻池などコハクチョウやオオハクチョウの飛来地が点在する。日本野鳥の会富山の酒井昌則さん(84)によると、今年は十月十四日にコハクチョウ、同二十一日にオオハクチョウの初飛来が県内で確認された。十二月以降に特に多くなるといい、コハクチョウは五百〜六百羽、オオハクチョウは百数十羽がやって来るという。二、三月に北帰行する。

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 「美しい姿と形」とハクチョウの魅力をひと言で語る酒井さん。初飛来を聞き付け、各地では愛鳥家の姿も見られるように。三年前からハクチョウのとりこになった射水市の会社員男性(26)は「羽を広げて飛んで行くのがかっこいい。青空をバックに羽ばたく姿が魅力的」と再会を心待ちにしていた。 (山中正義)

 

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