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とやま遺産

日本一小さい面積 舟橋村 住民同士つなぐ村歌

「ちっちゃな舟橋村」を歌う村民たちを撮影した映像の一場面(2013年撮影)=舟橋村竹内のオレンジパークふなはしで(舟橋村提供)

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 面積が日本一小さな舟橋村。ここには多くの村民が歌える「ちっちゃな舟橋村」という歌がある。

 子育て中の親が集まる村内の子育て支援センターで記者が「ちっちゃなちっちゃな」と口ずさむと、三人の子どもの育児に励んでいる中本礼(ゆき)さん(35)は「ふーなーはーしーむら」と続きを歌った。声を弾ませて「子どもも歌えるし、周りのお母さんもみんな歌えますよ」とはにかんでいた。

 ちっちゃな舟橋村は二〇一三年に作られた村歌。そのころ、富山市のベッドタウンとして村の人口は増加傾向だったが、村内では移住者がうまく地区にとけこめないなど、新旧のコミュニティーがまとまらずにいた。村は住民同士のつながりを深めるため、何か共有できるものが必要だと考え、村歌作りに奔走した。

 五年前に村内の公園でお披露目会をして以降、村歌は地元のまつりや住民参加の運動会などで毎回使われてきた。役場の電話の保留音はもちろん村歌だ。

 金森勝雄村長は「振り付けもあるし、子どもが踊るとその場のお年寄りから大人まで和むんです。これからもずっと愛され続けてほしい」。そう願っていた。 (向川原悠吾)

 

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