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とやま遺産

魚津水族館 トンネル水槽 海の中を散歩気分に

海の中を歩いている気分になれる富山湾大水槽=魚津市の魚津水族館で

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 群れをなして泳ぐブリ、「裏側」まで見えるアカエイ…。富山湾の魚がすーいすーいと頭を通りすぎていく。三方が魚に囲まれて、まるで海の中を歩いているよう。

 国内に現存する水族館のうち、最も古い歴史を持つ魚津市の魚津水族館。水族館最大の水槽「富山湾大水槽」は一九八一年に作られた日本初の全面アクリル製トンネルだ。深さ四メートル、水量二百四十トンの水量で、十六種二百五十匹を展示している。

 トンネル水槽の真ん中にある補強用の鉄骨は、当時は法的な規制があり、これがなければ設置できなかった。稲村修館長(60)は「現在は鉄骨のあるトンネル水槽は珍しく、レトロな『遺産』です」と話す。

 一日四回、ダイバーがトンネル水槽に潜る「餌やりタイム」もある。下村航太ダイバー(21)が、目を合わせて手を振ったり、クエを持ち上げて口の中を見せたりして、子どもたちが大喜びで追い掛けていた。下村ダイバーは「来てもらったからには笑顔が見たいので」と思いを込める。

 同水族館は県内唯一の水族館。稲村館長は「トンネル水槽では県のさかなのブリを押し出している。おなかが白く、背中が青い様子が観察できます」と話している。 (小寺香菜子)

 

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