トップ > 富山 > 2月8日の記事一覧 > 記事

ここから本文

富山

万引件数 4年連続増 県警、昨年まとめ 

写真

 昨年県内であった万引の認知件数は前年より十三件多い九百三十五件で、四年連続で増えたことが県警のまとめで分かった。万引が刑法犯全体に占める割合も増加傾向にある。特に摘発されるのは高齢者が増えており、県警は高齢世代への万引対策を強化している。(向川原悠吾)

60代以上が55% 10年で15ポイント増

 県警によると、昨年の刑法犯認知件数は十七年連続で減り、戦後最も少ない四千八百四十六件。このうち万引が全体に占める割合は平成に入って最多の19・3%。11・4%だった五年前から増え続け、ほぼ倍に推移した。

 被害の発生場所別では、スーパーマーケットが57%、コンビニエンスストアが13%、ドラッグストアが10%で、この三つが八割を占める。被害品別では、食料品が45%、衣類が11%と日用品が半数以上。次いで化粧品や家電、書籍、バッグなどとなっている。

 万引の検挙人数は二〇〇八年の七百八十六人から、昨年は四百八十一人と減っているが、検挙率は毎年七、八割ほどで推移しているといい、一人が複数回万引を繰り返すようになってきているとみられる。年代別では、〇八年は十代の万引が28・6%だったが、昨年は11・2%にまで減少。一方で、六十代以上が占める割合は〇八年から15・1ポイント増え、昨年は55・3%にまで膨れあがっている。

 こうした状況を踏まえて県警は、若者や子どもによる呼び掛けなどで、高齢者の万引を抑止する取り組みなどをしていく。県警生活安全企画課の青野秀夫次席は「万引は犯罪で、自分だけではなく家族も苦しむことになってしまう。絶対にしないでほしい」と訴えている。

 

この記事を印刷する

中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井 読者の方は中日新聞プラスで豊富な記事を読めます。

新聞購読のご案内

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山
地方選挙

Search | 検索