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高岡の工芸品を全国にアピール 伝統産業青年会 「ワンダーフェス」出展

(右)出展する釈迦如来立像の仏頭と(左)多聞天像=高岡市内で(いずれも高岡伝統産業青年会提供)

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 高岡市の高岡伝統産業青年会は二月十日に千葉県の幕張メッセ国際展示場で開かれるガレージキット(手づくり模型)など造形品を展示販売する「ワンダーフェスティバル2019(冬)」に高岡銅器や高岡漆器の工芸品を初出展する。

 ワンダーフェスティバルは、プロ、アマチュア問わず、アニメのフィギュアなど自作の模型を発表する場。一九八四年のプレイベントで始まり、毎年一〜二回開催している。フィギュアの造形企画製作メーカー「海洋堂」などの実行委員会が主催する。

 青年会は、釈迦如来(しゃかにょらい)立像の仏頭(大きさ約二メートル)や多聞天像、ライオン像といった銅像や仏像など計約三百点を展示する。来場者がスズの鋳物体験ができるコーナーも設ける。鋳造や着色、研磨など高岡銅器の加工技術、螺鈿(らでん)や蒔絵(まきえ)など高岡漆器の装飾技術を実物や写真などで紹介する。能登宜行(のぶゆき)担当委員長(32)は「高岡の造形技術力をアピールしたい」と話す。

 同青年会は、銅器や漆器の伝統産業に従事する四十歳までの若手職人や問屋の青年会員三十九人でつくる団体。東京都で毎年、伝統工芸品を展示する「暮らしにいきる伝統のかほり展」を開いており、今回はワンダーフェスティバルに出展する形で、若年層に高岡の伝統工芸品の魅力を広める。

 和田瞬佑(しゅんすけ)会長(35)は「高岡銅器や高岡漆器の技術をフィギュアの新分野でPRしたい。模型の原型から金属の造形物を作りたいという反応が出てくれば」と知名度向上に期待する。 (武田寛史)

 

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