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長屋門 隠れ家の雰囲気 小矢部でカフェオープン

(上)林さんが受け継いで、カフェに生まれ変わった長屋門(下)オープン初日に地元住民などでにぎわう店内=いずれも小矢部市安楽寺で

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Uターンの林さん構想「立ち寄って」

 小矢部市安楽寺にある農家の長屋門を改装して発酵食ランチを提供するカフェ「バッシュワーバリー」が十一日オープンした。農機具の納屋や養蚕部屋として使われていた築六十年以上の長屋門が、隠れ家の雰囲気を持つ新しいカフェとして生まれ変わった。(武田寛史)

 二〇一六年三月に東京からUターンしたまちづくり会社「伊造」取締役の林登さん(30)の構想。母の服部容子さん(63)の父である祖父と養子縁組し、祖父から受け継いだ家や長屋門を地域交流できる場にしようと計画した。「伊造」は林家の初代、二代目が名乗った名前で、四代目の林さんが社名にした。

 店名は、英語で小鳥のさえずりの意味。林さんは「Uターンしてから、鳥のさえずりで目が覚めるようになり、日に日にウグイスらしい声に変わった。鳥の成長が感じられる自然環境の中で暮らす価値がある」と話す。

 門の一、二階に四部屋あり、席数は二十六席。麹(こうじ)みそを生かした「からだめぐる発酵食ランチ」(税込み千八百円)や地元の稲葉メルヘン牛の牛脂を使った「煮込みハンバーグランチ」(同千二百円)を提供する。ほかにもお子様ランチをはじめ、自家製のケーキやユズ茶などメニューは計二十三種類。地元の米やしょうゆ、リンゴも使って地元食材をPRする。

 改修は、林さんの友人で建築家の大菅洋介さん(39)=高岡市大手町=がプロデュース。長屋門の古材をうまく使い、店名から巣箱のような空間に仕上げた。大菅さんは「ここで食事をして元気に飛び立っていけるような店を目指した」と話す。

 「伊造」社長で、調理も担当する服部さんは「地元も応援してくれており、住民はもちろん、三井アウトレットパーク北陸小矢部の客にも立ち寄ってもらえるような店にしたい」と意気込む。林さんは田畑を貸し出すレンタル農園の構想も持っており、客が作った野菜を買い取ってカフェに使う制度も検討しているという。 

 

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