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他国の自然保護 考えて 富山 国際NGO職員が講演

環境や野生生物の保全をテーマに講演する西原智昭さん=富山市ファミリーパークで

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 国際NGO(非政府組織)職員で野生生物保護に携わる西原智昭さん(57)が六日、富山市ファミリーパークで講演した。環境や野生生物の保全について日本人は「自分の周りで起きていなく、人ごとのように思っている」と述べ、事実を知ることが第一歩と訴えた。

 西原さんは一九八九年からコンゴ共和国などアフリカ中部の熱帯林地域で活動。一年半前から全国の動物園などで講演活動も始めた。

 西原さんは化石燃料や金属など資源の多くを日本が輸入していると指摘。世界でもトップクラスの水準でアフリカの熱帯材を輸入しており、こうした国際的な需要が開発途上国での森林伐採の一因になっていると解説した。

 日本人が自国の自然を大切にする一方で、「自分以外の国がどうなっているか気付いていない」と問題視し、「感覚がまひしている」とも語った。

 事実を知り、行動することが大事で、例えば国際的な森林認証「FSC」といった環境配慮の認証を受けた商品を購入することでも森林保全に役立つと勧めた。「たった一人でもそうした商品を買うことで大きく貢献できる」と呼び掛けた。

 講演前には、気候変動やその影響を描いたドキュメンタリー映画も上映し、約四十人が参加した。 (山中正義)

 

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