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深海ギョッ 個性派新人 富山湾から魚津水族館に3種

(上)ザラビクニン(中)ヤマトコブシカジカ(下)アゴゲンゲ

写真

 魚津水族館は、今季初搬入した富山湾の“きときと”な深海魚「ザラビクニン」「ヤマトコブシカジカ」「アゴゲンゲ」の展示を始めた=写真。深さ300メートル以上の海水と同じ2度に保たれた深海生物コーナーの水槽に仲間入りした3種は、いずれも個性的な姿を来館者に見せている。

 人間の舌に当たる感覚器が胸びれからのび、あごひげのように見えるザラビクニンは60匹を展示。体長は20〜30センチで、砂地を感覚器で触れて、餌を探すため、逆立ちしているように泳ぐ姿が見られる。ヤマトコブシカジカは4匹。体長約20センチで大きな頭と腹が目立つ。水槽の底にじっとしていることが多い。2匹いるアゴゲンゲは体長35センチ。爬虫類(はちゅうるい)のような顔立ちで水槽の底をはう。

 同館は12月から春先にかけて数回、地元漁業者の協力で、アマエビ漁の底引き網で取れた深海魚、深海生物を館内に搬入し、通年で展示している。

 海水の温度差が大きいと深海生物は死んでしまうため、搬入は浅い海(水深200メートル以下)と深海(同300メートル以上)の海水温度差が縮まる時期に限られる。特に真冬は生存確率が高く、水槽が最もにぎやかになるという。 (松本芳孝)

 

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