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立山と台湾の懸け橋に 国際交流員・胡さん企画 夜市気分味わって

台湾フェアを「台湾に関心を持つきっかけにしてほしい」と話す胡僑晏さん=立山町役場で

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15日 初のフェア

 立山町で十五日、台湾グルメなどを販売する「まちなか台湾フェア」が初めて開かれる。台湾出身の町国際交流員胡僑晏(フーチャオイェン)さん(31)が企画。立山黒部アルペンルート人気で台湾からの観光客は増えているが、町への恩恵は少なく課題も多い。町の魅力を母国や世界に発信する胡さんは「町と台湾との懸け橋になりたい」と張り切っている。(柘原由紀)

 胡さんは町役場初の外国人職員として二〇一六年に採用された。中国語、英語、日本語の三カ国語を操りながら町の魅力をインターネットで発信し、国内外のイベントに立つ。フェアの狙いを「台湾に関心を持つきっかけにしてほしい」と紹介する。背景には、台湾からの観光客に比べ、富山から台湾への観光客が少ないことがある。相互交流を促すことで関係をより深める機会をつくりたいと準備を進めてきた。

 町にはもうひとつ課題がある。立山黒部アルペンルートを訪れる外国人のうち半数が台湾から。しかし、町中心部などの平地は素通りされることが多く、人を呼べていない。そこで、町は似た課題を抱える台湾の地方都市の大学と交流し、観光プランの開発を目指している。

 今月も交流のため台湾へ飛ぶ胡さんは「芦峅寺エリアは立山信仰発祥の地。ストーリーが分かると、もっと立山の雰囲気が分かると思う」と、自らも感じる平地の魅力を外国人に伝えようと意気込む。

 当日は台湾グルメ「胡椒(こしょう)餅」や台湾ビールなどを販売する。胡さんは台湾の夜市の雰囲気を味わってほしいと、中国語が書かれた紙も用意。中国語を使った注文も楽しめる。同町五百石の「まちなかファーム」で、午前十時から。商品がなくなり次第、終了する。

 

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