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古歌碑の拓本 一堂に 高岡で思う 万葉の世界

展示されている拓本=高岡市万葉歴史館で

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 万葉集の和歌が刻まれた江戸時代の古歌碑(こかひ)を拓本にして収集した田村泰秀さん(一九二六〜二〇〇八年)の拓本を紹介する企画展が高岡市万葉歴史館で開かれている。十月二十二日まで。

 田村さんは全国の歌碑約二千カ所を訪ねて、拓本にした。企画展では同館に寄贈された中から十九点を紹介している。

 石碑に紙を貼った上から墨を塗り、歌が刻まれた部分が墨が付かずに白く残ることで、紙に写すことができるという。

 富山市岩瀬白山町にある奈良時代の歌人・大伴家持の歌「石瀬野に秋萩しのぎ馬並めて初鳥狩だにせずや別れむ」をはじめ、福岡県糸島市の有形文化財に指定されている歌人山上憶良の歌碑などの拓本が並ぶ。

 同歴史館の鈴木崇大研究員(41)は「歌碑には、万葉集の歌で地名が詠み込まれた地域の歌に対する祈りと思いを時代を超えて感じ取ることができる」と話す。

 開館時間は午前九時〜午後六時。火曜休館。観覧料は一般二百十円、中学生以下は無料。 (武田寛史) 

 

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