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フランス右翼同盟 総帥モラスを紹介 富大「人文知コレギウム」

 富山大人文学部の研究発表会「人文知コレギウム」が五日、富大五福キャンパスであった。南祐三准教授(西洋史)と田村俊介教授(日本文学)が研究を発表し、一般市民や学生ら約三十人が学びを深めた。

 南准教授は、十九世紀末フランスの右翼同盟「アクシオン・フランセーズ」の総帥シャルル・モラスについて紹介。モラスはユダヤ人とドイツの両方を敵とみなし、その後のフランス右翼ナショナリズムに影響を与えた。ナチの反ユダヤ主義との違いを強調するためにモラスが定住ユダヤ人とそれ以外を区別したことなどを挙げ、南准教授は「自分たちとナチは違うと必死に示していた」と指摘した。

 田村教授は、源氏物語の宇治十帖前半と、フランス作家アンドレ・ジッドの小説「狭き門」の類似点について発表した。人文知コレギウムは、今回で九回目。これまでの発表は「人文知のカレイドスコープ」(桂書房)にまとめられている。次回は十月二十四日に開催予定。 (柘原由紀)

 

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