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富岩運河に何がいる? 水上ラインガイドら観察

魚津水族館職員(右)の解説を聞きながら生き物を観察する参加者たち=富山市城川原で

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クロダイ稚魚やゴクラクハゼ

 富山市内を通り富山湾へ続く富岩運河で三日、生き物観察会が開かれた。県が昨年から始めた調査の一環で、地元住民や運河を運航する富岩水上ラインのガイドら約三十人が参加。身近な環境にも多様な生物が生息していることを確認した。

 運河中流域のがめ川から上野新橋周辺まで約一・五キロの区間に、魚を捕まえる網もんどりを四つ設置して順番に回収。魚津水族館(魚津市)の職員らに協力してもらい、たも網でも生き物を捕獲した。

 ウグイやオイカワ、クロダイの稚魚など十三種類を捕まえ、生息数が減っているクロベンケイガニや一度姿が見られなくなり近年再び確認されるようになったゴクラクハゼも。参加者たちは水族館職員の解説を聞きながら観察し、写真を撮ったり積極的に質問したりして理解を深めていた。

 水上ラインのガイド馬場公男さん(73)は「子どものころにはよくカニや魚を捕まえた。まだ自然が生きてるなと感じた」と笑顔を見せた。魚津水族館の稲村修館長は「川や身近な環境に興味を持つことが大事。子どもたちにもお年寄りが昔話をするなどして伝えてほしい」と話していた。 (山中正義)

 

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