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県内コンベンション 最多 17年度 背景に北陸新幹線開業

 二〇一七年度に県内で開かれた学会などのコンベンションは二百九十六件あり、前年度から二十六件増えて一九九九年の統計開始以降で最多となった。北陸新幹線の開業で交通の便が良くなったことなどが背景にある。経済効果や観光促進も期待され、県は誘致に力を入れている。

 内訳は学術会議が六十一件、企業・業界の大会が二十六件、その他(会議や商談会、講演会など)が二百九件。規模別に見ると、全国が百六十三件、国際が四十二件でいずれも過去最多となった。北陸ブロックは九十一件だった。

 参加者数も前年度より千六百十九人増え、九万三千七百四十一人で最も多かった。千人以上の大規模な学会などは十三件開かれた。七千四百十人が参加した全国植樹祭もあり、参加者数を押し上げた。

 コンベンションは宿泊を伴うことが多く、経済効果は大きい。誘致活動する「富山コンベンションビューロー」の調査では参加者の平均消費額は約五万四千円で、観光客の約二万八千円を上回る。

 県は昨年度、観光振興室に「コンベンション・賑(にぎ)わい創出課」を創設。六月には、誘致に向けて海外の有識者からアドバイスを受けることができる観光庁の新規事業の支援対象にも選ばれた。

 同課の担当者は「富山は一度来てもらえば、気に入ってもらえる。経済効果や参加者による口コミで観光にもつながる。積極的に誘致していく」と意気込む。

 一九年度には、ノーベル物理学賞を受賞した梶田隆章さんが参加予定の「TAUP」などの国際会議が予定されている。 (山中正義)

 

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