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常願寺川砂防 価値に光 立山と富山の施設群 国重文指定で式典

本宮堰堤を背に石碑の除幕やくす玉割りをする関係者たち=富山市小見で

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本宮堰堤近くに記念碑

 立山町と富山市の砂防施設群「常願寺川砂防施設」が昨年十一月に国の重要文化財に指定されたことを記念した式典が三十一日、市小見コミュニティセンターで開かれた。地元関係者ら約百十人が治水対策の礎になった砂防の価値が認められたことを喜んだ。(酒井翔平)

 二〇〇九年に砂防施設として国内で初めて重文に指定された「白岩堰堤(えんてい)砂防施設」に、「本宮堰堤」と「泥谷堰堤」を追加し、指定名称を変更する形で指定された。いずれも一九三六〜三九年に完成し、常願寺川の上流から中流域にかけて約二十キロの間にある。

 式典では、石井隆一知事は「人命を災害から守り続けてきた砂防の価値が認められた。砂防を中心とした立山黒部の世界文化遺産登録の重要な第一歩になった」とあいさつした。地元の小見小学校の児童四人の意見発表もあり、「身近にある砂防施設の素晴らしさを知ってもらえるように自分なりに発信していきたい」と元気よく話した。

 センターの近くで本宮堰堤の下流沿いにある水辺の楽校きらきら広場では、記念碑の除幕とくす玉割りがあった。記念碑は幅一・八メートル、高さ一メートル、厚さ〇・八メートル。常願寺川で採れた安山岩を用い、「重要文化財常願寺川砂防施設」の文字と重文指定の日付を刻んだ。 

 

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