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妻100歳 103歳の夫喜び 長寿の秘訣「好きなことやる」

100歳を迎えた川崎じついさん(左)と103歳の夫清三さん=南砺市松原で

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南砺の川崎さん

 南砺市松原の川崎じついさんが三十日、百歳の誕生日を迎え、市長や知事のお祝い状を受けた。自宅でともに暮らす夫の清三(せいそう)さんは百三歳で、駆けつけた子や孫らは「こんなにめでたいことはない」と花束のプレゼントなどで二人を祝福した。

 二人は結婚して七十八年。子三人、孫七人、ひ孫十一人、やしゃご一人がいる。清三さんは若いころ、朝鮮半島でおじの肥料会社を手伝い、徴兵後そのまま従軍。手に銃弾を受けるなど九死に一生を得て、戦後は大工の棟梁(とうりょう)を務めた。じついさんは紡績工場を経て、結婚後は機織り工場に勤務し、家計を支えた。

 長女の百生千香子さん(78)によると、二人は物忘れなど認知症の症状があるが、会話は問題ない。食事はともに小食で、薄味。清三さんは病気知らずで、百歳まで自転車で銭湯に通っていたという。じついさんは八十八歳の時、胃がんで胃を全摘出したが、その後大病はなし。長寿の秘訣(ひけつ)を聞かれ、二人とも「好きなことをやること」と声をそろえた。

 同席した訪問介護のヘルパーに夫婦仲の良さを指摘されると、じついさんは「夫婦は親子と違って言いたいことが言える。一番あとくされがない」と周囲を笑わせ、清三さんが隣でにっこり笑った。

 清三さんは「うれしい。こんなに長生きするとは思わなかった」。じついさんは「最高です。丈夫な体でなかったので、めでたい」と笑顔を見せ、周囲に感謝した。 (山森保)

 

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