トップ > 富山 > 8月30日の記事一覧 > 記事

ここから本文

富山

立山曼荼羅 8点見比べて 立山博物館で特別公開

異なる特徴を持った立山曼荼羅が一堂に展示されている会場=立山博物館で

写真

 「県有形民俗文化財」指定の答申を二十八日に受けた県所有の立山曼荼羅(まんだら)八点が、立山町芦峅寺の立山博物館で特別公開されている。それぞれ異なった特徴を持つ立山曼荼羅の多様性が分かる展示となっている。

 立山曼荼羅は立山の仏と神の世界をわかりやすく描いた絵図。江戸時代に全国へ運ばれ、各地で絵解きによる立山信仰の布教に使われた。

 学芸員の加藤基樹主任は「ひと言で立山曼荼羅と言っても、バラエティーにあふれている」と紹介する。

 上級身分の女性が寄進に関わった曼荼羅は精密で上等な絵の具が使われ、今でも驚くほど鮮やか。信仰対象にするための礼拝画や登山案内図の模写もあり、見比べるのが楽しい。

 宿坊が数多くあった岩峅寺と芦峅寺で作られた曼荼羅はそれぞれ系統が異なり、違いがわかりやすい。加藤さんは「共通点や違いを発見してもらえるだけでも楽しい」と話す。

 九月九日まで。観覧料は一般三百円、大学生以下と七十歳以上無料。 (柘原由紀)

 

この記事を印刷する

中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井 読者の方は中日新聞プラスで豊富な記事を読めます。

新聞購読のご案内

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山

Search | 検索