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朝日町・ヒスイ海岸 リアル宝探しに熱中

波打ち際の石の中に“お宝”が眠っている、かもしれない=朝日町宮崎で

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 エメラルドグリーンの海岸がもたらす恵みは、海の色にも見劣りしない深緑の宝石だ。

 幅百メートル、東西約四キロにわたって広がる朝日町のヒスイ海岸。国内でも珍しいヒスイが拾える海岸で、町内屈指の観光スポットだ。海水浴のシーズンには、“お宝”を求める観光客が波打ち際の石に目を凝らしている。

 朝日町にある古墳時代の遺跡「浜山玉つくり遺跡」で、国内初のヒスイの勾玉(まがたま)の工房跡が発見された。一九六七、六八年の二回にわたって発掘調査が行われ、ヒスイの原石や工具などが出土した。この際、調査団は遺跡近くの海岸をヒスイ海岸と命名した。

 海岸近くを流れる川の上流にヒスイの産地があり、川から海にヒスイが流れ、波浪に運ばれる説など、ヒスイが打ち上がる理由は諸説あるという。

 魅力はヒスイが採れることだけではない。観光ガイド団体「ヒスイ恵みの会」の扇谷誠会長(81)=同町宮崎=は「色彩豊かな砂利が広がる県内一きれいな海岸。海岸は毎日違う顔を見せてくれる。後世に残さないといけない存在だ」。“町の宝”がいつまでも残ることを願っている。 (酒井翔平)

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