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「LLブック」ぜひ本棚に 司書の田沼さん、県立図書館で講演

LLブックを紹介する田沼恵美子さん=富山市茶屋町で

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 東京学芸大付属特別支援学校(東京都)の司書田沼恵美子さんが二十三日、富山市茶屋町の県立図書館で「すべての子どもにとって読むことは世界に開かれた窓」と題して講演し、「障害にかかわらず、すべての子どもたちに学校図書館を」と語った。

 子どもの読書活動に理解を深めてもらおうと、同館が毎年開く「子どもと本の講座」の一環で、県内の図書館職員ら約百四十人が参加した。田沼さんは支援学校で司書を務め、知的障害児への読み聞かせを三十七年ほど続けている。

 田沼さんは、文字を読んだり理解するのが苦手な人向けに書かれた本「LLブック」を紹介。内容は青年・成年向けだが、写真や絵、ピクトグラム(絵記号)などを使ってわかりやすく書かれた本は、知的障害のある高等部の生徒たちにも引っ張りだこだといい「LLブックが公共図書館に入ってほしいと心から願っている」と呼び掛けた。

 司書として勤務する特別支援学校での取り組みや、読書を通して児童が成長した様子も紹介し「きめ細かい支援がしたい」と話した。 (柘原由紀)

 

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