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いじめなくすのは 法律ではなく心 富山 聴覚障害ある弁護士 手話で講演

「いじめをなくすには一人一人の心が大事」と手話で語る若林亮さん=富山市の県民会館で

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 いじめや差別について考える法テラス富山の講演会が二十二日、富山市の県民会館で開かれた。生まれつき聴覚に障害がある弁護士の若林亮さんが手話で「障害を力に変える」をテーマに語り、「法律は人の心には立ち入れない。いじめをなくすには一人一人の心が大事」と呼び掛けた。

 若林さんは母方の実家が高岡市にあり、北陸に縁がある。新聞社での校閲の仕事を経て弁護士を志し、現在は法テラス東京法律事務所の弁護士として活動する。

 若林さんは「いじめの背景には相手を見下す気持ちがある」と指摘。また、障害がある人や社会生活に困難を抱える人を放置することを「合理的配慮の欠如」として、差別の新しい考え方として紹介した。共生社会の実現に向けて「互いを尊重しながら生きる社会になるべきだ。それがいじめや差別をなくすことにつながる」と訴えた。 (柘原由紀)

 

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